ホタルの夕べ実行委員会

お礼2011

佐波川を愛する方々が集うお祭り「ホタルの夕べ」も、ご理解をいただいた企業や個人の方々のご協賛のお蔭で、6回目のホタルの夕べを終了することができました。心よりお礼申し上げます。
今年、東北では今までの予想をはるかに超える大津波を引き起こした地震が発生し、東日本に甚大な被害をもたらしました。各地でイベントや行事が自粛されていましたが、被災された方々に勇気を与えられるような「ホタルの夕べ」を開催することで、被災地に少しでも元気を届けたいと考え実施ました。
今年は山口国体開催の年でもあり、「おいでませ山口国体100日前イベント」の冠をいただき、防府市国体推進課のご協力のもと、国体のPRと同時に「ちょるるドーム」の収益金等を、震災の義援金として募金することができました。またジャンボ塗絵では、「ホタルの夕べ2011」の文字の周りで遊ぶマスコットキャラクターのホタルちゃんに加えて、国体マスコットのちょるると、「ようこそ防府へ!」の文字を加えました。色あざやかに塗られた看板が、ご来場いただいた子ども達によって完成しました。そのジャンボ塗絵の写真を3mの長さにまで引き伸ばし、山口国体開催中はソルトアリーナに掲示させていただきました。子ども達によって完成したジャンボ塗絵が写真として復活し、各県から来られた選手たちをお迎えすることができました。
 会場の河川敷では、市民参加のフリマに各企業や団体のブースで盛り上がりました。中でも、恒例のはしご消防車の登場体験は長蛇の列となり、その人気ぶりをあらためて感じたところです。過去人気を二分していた防衛省陸上自衛隊の皆様は、震災復興が優先であることから、今年の展示は叶いませんでした。でも、次回開催時にはその雄姿を展示していただきたいと、早期の復興を参加者一同、心から願いました。
運営面では、ことしも地元企業様による絶大なるボランティアによるご協力を賜り、近隣の高校生や大学生、関連団体の皆様にも、ボランティアとして温かいご支援の手をお貸しいただき、今年のホタルの夕べを無事終えることができました。
 ステージでは、キミエダンススクールによるオープニングから始まり、国体ムードを演出することができました。防府レクリエーション研究会、コムサイズム防府サティ―店によるファッションショー、右田中学校科学部と、子ども達が楽しみにしている恒例の出し物で楽しんでいただきました。昼下がり、ステージは自由に音楽を楽しむ方々が自然に集まっていただき、それぞれが個性を発揮しながらも、川風の心地よいひと時を自然体で楽しんでいただいたようです。特別ゲストとして原田侑子さんのライブコンサートも行い、思い出深い1年にしていただきました。最後は、合唱組曲佐波川の大合唱と盛大な花火で、子ども達の歓喜の声を聴くことができました。
今年はステージ最後の合唱を盛上げる花火を工夫し、打ち上げの数を増やしてみました。お陰様で多数のご来場者にお越しいただき、いつも以上に華やかなフィナーレを迎えることができました。しかし、盛り上がった会場とは裏腹に、土手の裏側ではご来場者の車や自転車で大渋滞が発生し、地元の方々に多大なご迷惑をお掛けする結果となりました。
 地元であるふるさとが楽しいまちである為には、行政や他人任せではなく、市民が主役の自立したお祭りをするべきだと、そう考えて再出発したはずの「ホタルの夕べ」でしたが、地域にご迷惑をかける結果となった今年、大いに反省をするところです。
 警察署からも数多くのご指導をいただきましたが、その宿題を一つひとつクリアーして行き、来年へ、また次へと素晴らしい市民活動であることを目指して、再スタートして参ります。
                                             平成23年11月30日
                                             ホタルの夕べ実行委員会一同



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ホタルの夕べ実行委員会 事務局 山口県防府市下右田575−3
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